
そして私は大学生になりました。大学生になって、私はまた新しい夢に向かって走る4年間がはじまりました。
大学生といえば、キャンパスライフとサークル活動が定番です。私もまた、その通り、キャンパスライフを謳歌することになったのです。
キャンパスライフは商学部に入ったわたしですが、普通の大学生がそうであるように、私もまた勉強はテストの期間だけ。要領よく、授業は出たり、でなかったり、周りの友達と協力してテスト対策をして。
普段はサークルとバイトと、友達と遊んで飲んで、時々彼氏ができて、そして遊んで。
そのサークル活動が、また劇団だったのです。文化祭が私たちの決戦の場。1年に一度の文化祭にむけて私たちは遊びながら、そして時に、まわりの人達や、テレビなんかに刺激されて、お互いの意識を高めあったりしながら、なんとなく、そして一生懸命芝居をしていました。
芝居をして、遊んで、デートして、たまにテスト対策をして。それが大学生だと思っていた。今私がすることはそれでいいと思っていた。
大学は遊ぶところ、それがかっこいいと思っていた。それが一生懸命生きるってことと、同じことだと思った。
でも、心のどこかで、いつも私は思っていた。本当は何かが違う。
だけど、その小さな声に私はいつも気付かないふりをしていた。だって、現実は、いつもそんなことが心のどこかで、聞こえてきていた。
ゆらゆら、ふらふらふらふら、地に足が着かない状態で。夢を中途半端に持ち、そこに何か他とは違うということに甘え、しかし普通であることに甘えていた。
その中途半端な私が、ずっと続いていた。当たり前と、すがるための夢それが私だった。
ちょっとけだるく、ちょっと熱がある。